お墓を建てるとき、どんなトラブルに気をつけたらいいか?

お墓を建てる際のトラブル事例を学ぶ

お墓を建てるためには、比較的大きなお金が動くことになります。

墓石はそうそう買い替えるものではなく、通常、一度建てたら何年も利用します。

一生に一度の買い物なので、安易に購入することは危険です。

また、お墓に関することはご本人だけでなく、親族等にまで関係することです。

そう考えれば、トラブルなどなく、気持ちよくお墓を建てたいものですね。

巷ではどんなトラブルが起きているのか見てみましょう。

 

お墓を建てるときのトラブル例

お墓を建てる際の、よくあるトラブルをご紹介いたします。

 

品質の悪い墓石を売られた

一見同じような石でも、品質は大きく違うことがあります。

悪質なケースでは、小さな端材を寄せ集めて接着し、薬剤で塗り固めて表面からわからなくするような手の込んだ加工が施される場合があるようです。

完成当初は美しくても、たった1~2年で変色やツヤ落ち、ヒビが発生して・・・というケースも

低品質の墓石に要注意です。

値段だけで判断すると、こんな粗悪品を押し付けられかねません。

 

石は天然のものなので画一的ではありません。

表面の色や柄だけでなく、見た目ではわからない様々な成分が含まれています。

石の種類のよる特質を理解した者でないと、判断できないものなのです。

一方で、お墓を販売するのに特別な資格は必要ありません。

極端に言えば石の特性や安全な工法を知らなくても、なろうと思えば石材店になれます。

 

最近ではインターネットでもお墓を購入できるようです。

私たちのところには「ネットで購入した墓石が数か月後に変色してしまった」という嘆きの相談が寄せられたこともありました。

石に含まれる何らかの成分が内部から出て、変色したもので、洗い落とすことはできませんでした。

値段だけでなく、「誰から買うか」にも気を配りたいところです。

 

お墓のデザインや内容が納得できなかった

ご身内がお亡くなりになり、あわただしい最中にお墓を建ててしまうと、イメージしていたものと違うものが出来上がってしまいがちです。

また、打ち合わせや意思疎通をおろそかにする墓石店に依頼するときも、このようなトラブルが起きる恐れが高まります。

お墓を建ててから後悔しないよう、焦らず、落ち着いて話を進めていただきたいところです。

もちろん、パートナーとなる業者選びも重要です。

 

お墓の場所が遠くでお参りが大変に

お墓を建てたのはいいのですが、遠くにあるためなかなかお墓参りに行けなくなってしまうことがあります。

たとえば、お子さんが地方から都心に移り住んでいる場合などが典型例でしょう。

改葬といってお墓を引っ越すこともできます。

また昨今では、代理墓参といって、費用を業者等に支払って、お墓参りとお掃除をお願いすることもできるようになっています。

ただ、お墓を建てる前から、場所の問題を解決しておいたほうがいいことは、間違いないはずです。

余計な手間もお金もかかりません。

 

新しい供養方法と価値観の違いによる感情的トラブル

これまでは、墓地や霊園に墓石を建て埋葬することが常識でした。

今でも基本となる供養法でしょう。

しかし、最近は価値観が変わり、供養に関する費用を減らそうとする傾向も強くなっています。

そのため、樹木葬や永代供養、さらには散骨などが行われるケースが増えています。

 

ここで勝手に新しい供養法を選んでしまったりすると、それになじめない他の親族等と揉めることになったりします。

従来のようにお墓を建てるのがいいか、それとも新しい供養方法でいいのか。

まずは関係者の意見をまとめてから動くことを、オススメします。

 

高額な請求を受けた

お墓を建てたら、高額な請求を受けたというトラブルもあります。

「同じような内容なのに、他社と比べたら倍以上の費用だった」とか。

「普通の費用を請求しつつ、実は墓石の質を落としていた・・・」などの例があります。

しっかり見積もりを取り、施工内容を確認したうえで、他社とも比較してみるべきなのでしょう。

ただし次の事例のように、業者選びのしがらみがある場合は、高額の請求を受けやすくなる傾向があるようです。

 

墓石店を自分で選べなかった

寺院や霊園には「指定石材店制度」というものがあります。

そこにお墓を建てる場合、決められた墓石店からしかお墓を購入できないようにする仕組みです。

よくわからない業者や、質の悪い業者を排除しようとする目的だったのでしょう。

しかし、これが逆効果になっている場合もあるようです。

あまりに選択肢が少なすぎて、業者に不満があっても代えてもらえないケースがあります。

また、競争原理がはたらかないため、請求される金額が高めになることもあります。

 

お墓を建てた後のトラブル例

お墓を建てた後に起こりうるトラブルもご紹介します。

先まで見据えて、墓石店を選びましょう。

 

細かい仕事を断られたり、会社が無くなっているトラブル

お墓は購入して終わりではありません。

たとえば、墓石完成後にどなたかが亡くなられた場合は、戒名や没年月日を追加で彫刻します。

この際、お墓を建てた墓石店に依頼することが一般的でしょう。

追加の彫刻は有料ですがアフターサービスの一種です。

しかし、この様な細かい仕事を受けたがらない石材店もあります。

最近ではお墓を建てた墓石店が、追加彫刻を依頼するときには既に倒産していたケースもあります。

 

お墓は経年ともに細かい補修が必要になることがあります。

例えば、目地のボンドが劣化すると内部に水が入りやすくなるので、ボンドを再注入して防いだり。

文字部分の着色は日光と風雨にさらされ、色が薄くなった場合は、再度着色したり。

こんなアフターフォローを気持ちよくやってくれる業者を、お墓を建てる時点で選んでおくことが、トラブルを回避する一番有効な手となるでしょう。

 

墓じまいのトラブル

近年、「改葬」や「墓じまい」をすることが増えています。

同時にそれに関するトラブルも増えています。

多額の霊園のお墓撤去費用を請求されるようなケースがありました。

石材店が墓じまいした後のお骨壺や遺骨を関係のないマンションのゴミ置き場に無断で廃棄するというようなトラブルも起こりました。

 

お墓を建てる際、墓石店に墓じまいや改葬への取り組み方などまでチェックしておくといいかもしれません。

たとえば、当サイトを運営する「お墓のよろず相談所」の母体となる株式会社磐城では、墓石撤去の際に取り出したご遺骨は全て施主様に返却しています。

また、撤去した仏石は専門のお寺で永代供養までしています。

ひとつのご参考になると思います。

 

お墓のトラブルに巻き込まれないために

お墓の不安や悩みを解消することが、私たちの使命です。

もちろんトラブルは事前に回避できるよう努めています。

「お墓選びは石材店選び」と言われるように、購入店の信頼性が重要です。

・石の種類や価格の違いを十分説明しているか

・アフターフォローをちゃんと行ってくれるのか

・保証の内容はどうか

・お墓をしまう時にも相談に乗ってくれるか・・・

こんなところが判断基準になると思います。

信頼できる墓石店をお探しでしたら、お気軽にお声がけください。

 

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