「ら行」の専門用語（お墓・供養の用語集）
『ら』からはじまる用語
蘭渓形灯籠(らんけいがたとうろう) 変わり形灯籠の一つ。雪見灯籠の型で、竿に代わる一本の弓型の足を水辺に出して立つ。まれに二本足もある。
乱尺(らんじゃく) 長さが 一定でない切石のこと。積み石に多いが、加工材等にも利用される。
乱積み(らんづみ) 石積みで、形の不定な切石をはめ込む ように積むこと。
乱貼り(らんばり) 壁や床に乱積みと同じ形式で貼ること。 丹波石、鉄平石、根府川石、挽き材、端材などが使用される。
『り』からはじまる用語
利久形灯籠(りきゅうがたとうろう) 寺院献灯用であった石灯籠が茶室庭園用に導入された時、千(せんの)利(りき)久(ゅう)が考案したものといわれる。笠が幅に比べて高い。
両刃(りょうば) 主に小叩き仕上げに用いる両端に刃の付いた工具。中心の柄穴には柄を長めに付け、柄の元を膝下または太股内側に付けて安定させ、柄元を下げて押し出すように同じ間隔で叩く。他に角払い、削り込みに用いる。
緑色片岩(りょくしょくへんがん) 緑色の結晶片岩の総称。緑泥片岩、緑色角閃岩などがある。色彩が美しいので庭石、縁石、石碑、切口(小端)積み石などに使われる。
緑泥片岩(りょくでいへんがん) 緑泥石を主成分とした濃緑色の結晶片岩。変成岩に属す。剥(は)がれやすい性質で、埼玉県秩父産の青石が有名。
『る』からはじまる用語
『れ』からはじまる用語
蓮華(れんげ) 蓮華の花をかたどった意匠様式。石塔、灯籠、仏像台座に用いられる。 蹴上げ(けあげ)
『ろ』からはじまる用語
陸(ろく) 水平、正しいの意味。水平を調べることを陸を見る、水平度が悪いことを陸が狂う、水平を打った墨を「陸墨」などという。
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